芭蕉 おくのほそ道―付・曾良旅日記、奥細道菅菰抄 (岩波文庫) 文庫本の中で、原文の形に最も近いのが本書です。ページ下に簡単な注釈が付きますが、ほとんどが「→菅菰抄」と菅菰抄に丸投げなので、初心者向きではありません。
本文は70ページほどで、「曾良旅日記」と「奥細道菅菰抄」、それに「解説」が付きます。
おくのほそ道―現代語訳/曽良随行日記付き (角川ソフィア文庫) 本文の下に注釈があり、本文の後に詳しい「本文評釈」や「発句評釈」が載っているので、初心者でも読みやすいです。
ただし本文では平仮名のところを漢字に変更したり、旧字を現代字にしたり、送り仮名を付けたりと、一番本文に変更が加えられているのも本書です。
おくのほそ道 (講談社学術文庫) これは「おくのほそ道」というより、その詳しい解説書です。
短い「本文」の後に、「現代語訳」と「語釈」、「句解」、「解説」が続き、肝心の本文が解説の中に埋没してしまっているので非常に読みにくいです。 
特に「現代語訳」は中学生を対象にしているのか?―と思われるほどで、簡潔を旨とした芭蕉の精神とは対極をなしています。